今日知ったあれこれ

新しく知った知識を雑に書きなぐるWebメモ

接触冷感(さわるとひんやり冷たいアレ)

夏季向けの商品生地などで触れたときにひんやりとした冷感覚をうけるものがあるが、あれは接触冷感素材という、熱吸収・熱伝導性が高い繊維を使用しており触れた部分から素材へ熱が移っていることにより“冷たい”と感じる。


この熱移動の指標は接触冷湿感値と呼ばれ、その単位はQ-MAX。


ちなみに繊維ではないがコンクリートはこの接触冷湿感値がゴリゴリに高い。

ポンジ・スキーム

投資詐欺の一種であり、出資者から預かった資金を運用していないにもかかわらず、後から参加した他の出資者の資金を用いて出資金と配当を還元し、あたかも利益を生む資金運用が行われているように装うもの。


しかし当然ながら全体の資金は増えていないどころか出資者に配当分を上乗せするために目減りしていき、いずれは確実に破綻する自転車操業状態である。


資金の流れの中に立場などの階層構造を含まないものもあるためネズミ講と和訳されるのは適切ではない。

立塩(立て塩)

料理で下ごしらえをするときに用いる塩水、あるいはその塩水を使う行程を指す言葉。


海水程度の塩分濃度で魚介類の下洗いを行ったり、食材を浸して塩味を満遍なく且つやさしく馴染ませるなどといった使われ方が一般的である。

ロートル

中国語で年寄り、老人を意味する言葉を由来とした単語であり、日本では否定的なニュアンスで古い存在を指し示すときに用いられる。


主にスポーツ界で使用され、役立たず、時代遅れなどといった意味合いの形容表現である。

たとえピークは過ぎても熟練した経験をもとに活躍を見せるベテランに対して、ロートルはピークを過ぎたにも関わらず前線から退くことを拒むお荷物選手を指す。

ノブレス・オブリージュ

高貴なる者には義務が伴う、という意味合いの仏語。


特権的地位にいるものは他の下層の立場の人間に比べ、経済的支出、役務の提供や戦争への参加などを自発的に行うべきであるという倫理観。

カサノヴァ(カサノバ)

『女たらし』の代名詞。モテ男の比喩。


元ネタは18世紀のヴェネツィア出身の作家、ジャコモ・カサノヴァから。その生涯のうちに1,000人以上の相手と関係をもったのだとか。

長身で浅黒な色気のあるビジュアルに加え、博識で多才な能力を兼ね揃えた洒落者として伝えられており、彼を題材に舞台などが作られるほど数々の逸話が残っている。


ああ、僕も欲しいよ、魔法のくすり。